失敗しまくってる起業家のブログ

日本のどこかでベンチャーの代表していて、失敗しまくっている人が書いています。

嫌な思い出がどんどん増える。

嫌な人、嫌な企業、嫌な場所。

辛い思い出がどんどん増え、生きづらくなってくる。

嫌な人の情報をfacebookで見るたびに、辛くなる。

嫌な場所を通るたびに、あのときの感情が蘇ってくる。

嫌な企業の話を聞くたびに、イライラが蘇ってくる。

 

こうやって人生を進めていくべきなんだろう。

感情などいらない。

ただ、淡々とやるだけ。

 

その先に何があるかは知らないけど、

もしその先になにも残らなければ、やめればいい。

その時は、違う道へ、違う人として、生き直せばいい。

人生をリセットすればいい。

 

お前はそういう未知を選んだのだ。

周りの出来事に一喜一憂すべきではない。

あの人が〇〇と言った。あの人が△△だった。

とか、いちいち周りの事象に感情を揺さぶられていたら、精神が持たない。

周りがどうとか、どうでも良いのだ。

もっと鈍感になれ。

マシーンになるんだ。

辛いとか、きついとか、そんな感情は消えされ。

お前は、感情など求められない道を選んだのだ。

数字として結果を出すのだ。それが嫌なら、この道を諦めて田舎できゅうりでも作ってろ。

それは自分が一番良くわかっているはずだ。

 

鈍感になるのだ。

他人なんて関係ない。

全ては自己責任で、誰も助けてはくれない。

儲からない事業はビジネスではない。お遊びだ。

タイトルに尽きる。

利益度外視で、めちゃ跳ねるので、投資しますとかはもうない。

そういうことをやって、時間とキャッシュをドブに捨て続けた。

PL引いて、ユニットエコノミクスが成立していない(=12ヶ月以内に回収不可な)事業はビジネスではない。それは、NPOであり、非営利法人である。大学のサークルである。お遊びである。

 

非営利法人はやってる内容の見栄えが良い。

しかし、口でどんなにキラキラした素晴らしい話をしていたとしても、徐々にジリ貧になり、キャッシュは尽き、事業は伸びず、メンバーは辞め、ステークホルダーから責められる。

そして、自分に嘘をつき続けながら、進む先にあるのは、無だ。

なにも残らない。ただ、失敗したという事実と無駄にしたキャッシュと時間があるだけだ。

自分では失敗を認められず、どんどん虚勢を張っていく。

その間も、爆弾の導火線には火がが付いている。

自分で気付かないフリをすればするほど、被害が大きくなっていく。

 

そして、ある時気づく。

ああ、失敗したんだと。なにも残っていないんだと。

でも、周りは、気づいていたのだ。お前はもう死んでいると。

 

失うもので、もう一つ、大きいのがある。

それは、人だ。

協力してくれた人、メンバーになった人、色んな人を失う。

嘘つき、詐欺師呼ばわりされて、みんな離れていく。

 

恩を与えてくれた人に、アダで返すことになる。

人を信じれなくなる。衝突が起こる。

やがて、生きるのが辛くなる。

 

そういう想いをしたくなければ、二度と、ユニットエコノミクスが成立しない事業はやらないことだ。

起業家の友人は忠告してくれた。けど、聞き入れなかった。

僕は、夢を見ていたのだ。

 

一方で、応援してくれた人もいた。

けど、彼らは、全く利害関係はないのだ。

ただ、なにも考えずに、ワイワイ言ってるだけなのだ。

 

誰も責任は取ってくれない。

自分が納得して腹落ちして、意思決定をしないと、後悔する。

他人の責任にはできない。

世の中のすべての人が右といっても、自分が左であれば、左を選択すべきだ。

なぜなら、彼らは利害が一切ない、他人だからだ。

責任は全て自分のみにある。

 

人間は失敗して学ぶ。

それは真実だ。だけど、その学びを高速で得るためには自分で意思決定して、

自分で間違わなければならない。

早く自分の間違いを認めることが、傷口を最小限に抑えるコツだ。

 

▼学び

・稼げない事業をやるな。全てが崩壊する。

・誰も責任は取ってくれない。誰の話も聞く必要は無い。自分で決めろ。

 

これから、過去の失敗を書いていきます。

起業して3年強が経った。

未だに成果はゼロ。

出資してもらったお金を食いつぶしながら生きている。

 

これから、失敗をたくさん書いていこうと思う。

自分の備忘録にもなるかもしれないし、世の中のベンチャー経営者にとっての参考にもなるかもしれない。